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ぼりデラックスではありません。
ハンドアウトが来たのでつづきに格納ー。
3人は固定だそうですが、いいかしら?
ダブルクロス3rd・2ndワンダフルセブン
『未練』
ハンドアウトが来たのでつづきに格納ー。
3人は固定だそうですが、いいかしら?
ダブルクロス3rd・2ndワンダフルセブン
『未練』
誰だって、心に空いた穴から目を逸らしていられるはずだ。
何も向き合う必要なんてない、吹っ切る必要なんてない。
適当に抱えて、見ない振りをして、日々生きていく事になんの問題があるだろう?
ダブルクロス3rd・2ndワンダフルセブン
『未練』
「隙間のない人間なんて、死んでるのも同じだ」
キミは、タイタスとどう付き合っていくのか。
PC1 橘 鶫
「ヒサシブリ。鶫には会いたくなかった」
シナリオ『タイタス』国津葉子 推奨感情 P友情/N不信感
女子高生の自殺の調査を引き受けたキミは、聞き込み先の学校である不審な噂を耳にした。その神社にはぽっくりさんと呼ばれる幽霊がいて、お賽銭と引き換えに何でも相談に乗ってくれるらしい。
気になって神社に行ってみたキミは、早速会ってみることにした。
神社にて、キミは懐かしい顔と再会する事になる。
公式にはあの事件唯一の死者であり、キミにとっては友人でもあった穴倉事件の『真犯人』国津葉子が、半透明の笑みをキミに向けた。
GMより。
と、言うわけでお久しぶりのワンダフルセブン。今回の主役は橘鶫さんです。鶫さんの過去、耐え難い傷を与えたあの「穴倉事件」 しかし探偵で、しかも事件の功労者であるはずの鶫さんは、穴倉事件の全貌を知っているわけではありません。それは、鶫さん本人が一番感じているはずです。
穴倉事件とは、本当はなんだったのか。
全てを知ったとき、あなたは自分の生活がどれだけの奇跡の上に成り立っているのか、目の当たりにするでしょう。
痛みを痛みとして引き受けるのか、真実を世間に突きつけるのか、あなたは決断を迫られます。
まあ苦しんでくださいな。
PC2 辻端 斗真
「斗真、私はたまに不安になるの。いつか、自分の力に裏切られるんじゃないかって」
シナリオ『タイタス』《ダーディブラッド》
キミの上司であり保護者でもある葛城千晶が倒れた。ここ数日、彼女が何らかの仕事に従事しているのは知っていたが、あの黒お母さんのことだ、心配ないだろうとタカをくくっていた。
葛城千晶から仕事を引き継いだキミは、葛城千晶が追っていた事件が現在この街で多発している原因不明の自殺にまつわるものだと知る。
キミには一抹の不安があった。
実験によって作られたキミの力は、本当に信用できるのか?
GMより
最初のワンダフルセブン、人体消失トンネルでの活躍。お見事でした。既にあなたはその役割を終えた気で居るかもしれません。
しかし、既に植えつけられた種は、あなたの身辺に最初の災厄の芽を出そうとしています。あなたにとってアイツはなんなんだ? その質問にも答えを出したあなたにでさえ、タイタスは再度突きつけられるのです。
チルドレンのあなたにとっては、死活問題とも言えるでしょう。
『ダーディブラッド』は、本当にあなたを裏切らないのか?
PC3 UGNエージェントorイリーガル
「またキミか。僕を倒してもキミの心は晴れない。そのくらいの事、キミなら自覚しているんだろう?」
シナリオ『タイタス』オーヴァドライブ 推奨感情 P任意/N仇敵
キミは葛城千晶の命によりH市に潜伏しているFHエージェントを探していた。キミには確信があった。まだ事件らしい事件がおきているようには見えないが、もしも、H市に入ったエージェントがアイツなら、既にこの街は未曾有の危機に曝されているということを。
アイツは、人の心の隙間を突きつけてくる。
人はそれに耐えられるほど、強くは無いと、キミは知っている。
キミ自身が体験しているのだから。
GMより
さて、ようやくダブルクロスらしいハンドアウトです。
あなたが対峙する事になるFHエージェント『オーヴァドライブ』はどうやら、あなたと何らかの因縁があるようです。こちらで考えている展開もありますが、その因縁はこのキャラを担当するPCが好きに設定してしまってもかまいません。その際はなるべく早めに設定をください。もう、ガンガン突っつきますから。
PC4 野見山リカコ
「なあ、リカコの心の中に、まだまつりはいるか?」
シナリオ『タイタス』笹菊まつり
リヴァイアサンの命令で、チームの一部のメンバーはH市預かりになることになった。安曇野敬、灰葛栄治も一緒だ。
早速H市入りしたキミを待っていたのは、直属の上司である葛城千晶の原因不明の昏睡。キミは斗真と協力して、早速事件の解決に乗り出すことになる。
心の奥から、声が聞こえてくる。
キミにその声に耳を傾ける勇気は、まだ……無い。
ANOTHER
PC4 警察関係者or探偵、もしくはハンドアウトに沿った設定なら相談に応じます。
「……人を探してるんです」
シナリオロイス・笹菊良治 推奨感情 P任意/N任意
キミは相談を受けた。
珍しい相談ではなかったが、キミはその相談に少なからず興味を惹かれた。相談相手が、まだ年端も行かない高校生だったからだ。
探す相手は『笹菊まつり』
血の繋がらない、彼の姉だそうだ。
彼を手伝う事にしたキミには、一つの予感があった。
キミが、この街を舞台にした物語の一員に組み込まれてしまったような、予感が。
GMより。
一人の人間が消えてなくなるという事が周囲にどれくらいの影響を及ぼすでしょうか? 或いは、何の影響も与えないかもしれません。でも、GMは思うわけです。それはいくらなんでも寂しいなあと。
と、いうわけで、この街の影で、居なくなってしまった人たちを嘆く表の人たちをクローズアップしないわけには行かないなあと。……まあ、建前はともかく、HULLさんもあのなんて言ったらいいかわからない気まずさを味わえばいいとおもうんだ。まさに言葉が出ないロールとか。
……ゴホン。
とまあ、笹菊まつりと野見山リカコさん周りをメインとしたハンドアウトですが、ANOTHERに関しては、誰がやってもかまいません。
情報が出るたびに複雑な顔になっていくHULLさんを他人事の位置で楽しみたいSな方にもお勧めです。
HULLさん、一筋縄ではいきませんが。
PC5 日比野明日香
「キタ! 確変キタ! あ、そうそう、次は『人』のワンダフルセブンだから。よろしくー」
シナリオロイス 今谷千秋
ひょんなことから仲良くなった友人、今谷千秋。H市でも有数の塾に通う彼と明日香には余り接点がないようにも思えたが、彼と会うとどうしてか、他愛も無い日常や、どうでもいい雑学の事なんかを話してしまう。そしてキミは、そういうちょっとした時間を割と気に入っていた。
そんなある日、キミの枕元にドル箱を積み上げたゴールデンラッキーが舞い降りた。
どうやら、確変が来てしまったらしい。
キミが感じた嫌な予感は、100パーセントあたるだろう事が、言葉じゃなく心で理解できた。
GMより。
はい、相変わらず、一人で蚊帳の外のようなハンドアウトです。あなたはいくつものセッションを通して、ワンダフルセブンの証人となる事でしょう。しかし、蚊帳の外といっても、あなたはこのシリーズの主人公なわけですから……当然、平穏なだけの毎日を送れたりはしません。
考えようによっては、あなたが一番、この町の表と裏を行き来しているのかもしれませんね。
二つ目の物語の幕が開くのも、もうすぐそこです。
何も向き合う必要なんてない、吹っ切る必要なんてない。
適当に抱えて、見ない振りをして、日々生きていく事になんの問題があるだろう?
ダブルクロス3rd・2ndワンダフルセブン
『未練』
「隙間のない人間なんて、死んでるのも同じだ」
キミは、タイタスとどう付き合っていくのか。
PC1 橘 鶫
「ヒサシブリ。鶫には会いたくなかった」
シナリオ『タイタス』国津葉子 推奨感情 P友情/N不信感
女子高生の自殺の調査を引き受けたキミは、聞き込み先の学校である不審な噂を耳にした。その神社にはぽっくりさんと呼ばれる幽霊がいて、お賽銭と引き換えに何でも相談に乗ってくれるらしい。
気になって神社に行ってみたキミは、早速会ってみることにした。
神社にて、キミは懐かしい顔と再会する事になる。
公式にはあの事件唯一の死者であり、キミにとっては友人でもあった穴倉事件の『真犯人』国津葉子が、半透明の笑みをキミに向けた。
GMより。
と、言うわけでお久しぶりのワンダフルセブン。今回の主役は橘鶫さんです。鶫さんの過去、耐え難い傷を与えたあの「穴倉事件」 しかし探偵で、しかも事件の功労者であるはずの鶫さんは、穴倉事件の全貌を知っているわけではありません。それは、鶫さん本人が一番感じているはずです。
穴倉事件とは、本当はなんだったのか。
全てを知ったとき、あなたは自分の生活がどれだけの奇跡の上に成り立っているのか、目の当たりにするでしょう。
痛みを痛みとして引き受けるのか、真実を世間に突きつけるのか、あなたは決断を迫られます。
まあ苦しんでくださいな。
PC2 辻端 斗真
「斗真、私はたまに不安になるの。いつか、自分の力に裏切られるんじゃないかって」
シナリオ『タイタス』《ダーディブラッド》
キミの上司であり保護者でもある葛城千晶が倒れた。ここ数日、彼女が何らかの仕事に従事しているのは知っていたが、あの黒お母さんのことだ、心配ないだろうとタカをくくっていた。
葛城千晶から仕事を引き継いだキミは、葛城千晶が追っていた事件が現在この街で多発している原因不明の自殺にまつわるものだと知る。
キミには一抹の不安があった。
実験によって作られたキミの力は、本当に信用できるのか?
GMより
最初のワンダフルセブン、人体消失トンネルでの活躍。お見事でした。既にあなたはその役割を終えた気で居るかもしれません。
しかし、既に植えつけられた種は、あなたの身辺に最初の災厄の芽を出そうとしています。あなたにとってアイツはなんなんだ? その質問にも答えを出したあなたにでさえ、タイタスは再度突きつけられるのです。
チルドレンのあなたにとっては、死活問題とも言えるでしょう。
『ダーディブラッド』は、本当にあなたを裏切らないのか?
PC3 UGNエージェントorイリーガル
「またキミか。僕を倒してもキミの心は晴れない。そのくらいの事、キミなら自覚しているんだろう?」
シナリオ『タイタス』オーヴァドライブ 推奨感情 P任意/N仇敵
キミは葛城千晶の命によりH市に潜伏しているFHエージェントを探していた。キミには確信があった。まだ事件らしい事件がおきているようには見えないが、もしも、H市に入ったエージェントがアイツなら、既にこの街は未曾有の危機に曝されているということを。
アイツは、人の心の隙間を突きつけてくる。
人はそれに耐えられるほど、強くは無いと、キミは知っている。
キミ自身が体験しているのだから。
GMより
さて、ようやくダブルクロスらしいハンドアウトです。
あなたが対峙する事になるFHエージェント『オーヴァドライブ』はどうやら、あなたと何らかの因縁があるようです。こちらで考えている展開もありますが、その因縁はこのキャラを担当するPCが好きに設定してしまってもかまいません。その際はなるべく早めに設定をください。もう、ガンガン突っつきますから。
PC4 野見山リカコ
「なあ、リカコの心の中に、まだまつりはいるか?」
シナリオ『タイタス』笹菊まつり
リヴァイアサンの命令で、チームの一部のメンバーはH市預かりになることになった。安曇野敬、灰葛栄治も一緒だ。
早速H市入りしたキミを待っていたのは、直属の上司である葛城千晶の原因不明の昏睡。キミは斗真と協力して、早速事件の解決に乗り出すことになる。
心の奥から、声が聞こえてくる。
キミにその声に耳を傾ける勇気は、まだ……無い。
ANOTHER
PC4 警察関係者or探偵、もしくはハンドアウトに沿った設定なら相談に応じます。
「……人を探してるんです」
シナリオロイス・笹菊良治 推奨感情 P任意/N任意
キミは相談を受けた。
珍しい相談ではなかったが、キミはその相談に少なからず興味を惹かれた。相談相手が、まだ年端も行かない高校生だったからだ。
探す相手は『笹菊まつり』
血の繋がらない、彼の姉だそうだ。
彼を手伝う事にしたキミには、一つの予感があった。
キミが、この街を舞台にした物語の一員に組み込まれてしまったような、予感が。
GMより。
一人の人間が消えてなくなるという事が周囲にどれくらいの影響を及ぼすでしょうか? 或いは、何の影響も与えないかもしれません。でも、GMは思うわけです。それはいくらなんでも寂しいなあと。
と、いうわけで、この街の影で、居なくなってしまった人たちを嘆く表の人たちをクローズアップしないわけには行かないなあと。……まあ、建前はともかく、HULLさんもあのなんて言ったらいいかわからない気まずさを味わえばいいとおもうんだ。まさに言葉が出ないロールとか。
……ゴホン。
とまあ、笹菊まつりと野見山リカコさん周りをメインとしたハンドアウトですが、ANOTHERに関しては、誰がやってもかまいません。
情報が出るたびに複雑な顔になっていくHULLさんを他人事の位置で楽しみたいSな方にもお勧めです。
HULLさん、一筋縄ではいきませんが。
PC5 日比野明日香
「キタ! 確変キタ! あ、そうそう、次は『人』のワンダフルセブンだから。よろしくー」
シナリオロイス 今谷千秋
ひょんなことから仲良くなった友人、今谷千秋。H市でも有数の塾に通う彼と明日香には余り接点がないようにも思えたが、彼と会うとどうしてか、他愛も無い日常や、どうでもいい雑学の事なんかを話してしまう。そしてキミは、そういうちょっとした時間を割と気に入っていた。
そんなある日、キミの枕元にドル箱を積み上げたゴールデンラッキーが舞い降りた。
どうやら、確変が来てしまったらしい。
キミが感じた嫌な予感は、100パーセントあたるだろう事が、言葉じゃなく心で理解できた。
GMより。
はい、相変わらず、一人で蚊帳の外のようなハンドアウトです。あなたはいくつものセッションを通して、ワンダフルセブンの証人となる事でしょう。しかし、蚊帳の外といっても、あなたはこのシリーズの主人公なわけですから……当然、平穏なだけの毎日を送れたりはしません。
考えようによっては、あなたが一番、この町の表と裏を行き来しているのかもしれませんね。
二つ目の物語の幕が開くのも、もうすぐそこです。
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無題
まあほぼ固定だし、クマヘがPC4のANOTHERやりたいとならなければ
PC1:甘党
PC2:ゆぐ
PC3:クマヘ
PC4:俺
PC5:のこ
で決まりすな。
俺はリカコにするか先生にするか……悩む…。
PC1:甘党
PC2:ゆぐ
PC3:クマヘ
PC4:俺
PC5:のこ
で決まりすな。
俺はリカコにするか先生にするか……悩む…。
無題
◆ダブルクロス The 3rd Edition ~~
■プロフィール
◇名前・年齢・性別:橘・鶫(たちばな・つぐみ)
◇コードネーム:≪囀らない小鳥の歌≫(ハミングハミング)
◇ワークス・カヴァー:探偵/探偵
◇ライフパス・出自:待ち望まれた子
◇経験: 多忙
◇邂逅: 運命
◇覚醒・衝動:【死】【解放】
■シンドローム
◇ブリード:ピュアブリード
◇シンドローム:【ソラリス】
■ロイス
1妹 橘・雀 愛情【〆】/心配【 】 【 】 初期
たちばな・すずめ。Sロイス。 鶫の生活はこの娘が支えている(家事的な意味で)
2師匠 汐月・永遠 尊敬【 】/不安【〆】 【 】 初期
しおつき・とわ。穴倉事件で鶫をオーヴァードにした張本人。
4友人 国津葉子 友情【 】/不信感【〆】 【 】 ハンドアウト
――なんでお前が
5Dロイス 記憶捜索者
■能力値/技能
【肉体:1】 <白兵:0> <回避:0> <運転/四輪:2> <運転/~~:0>
【感覚:1】 <射撃:0> <知覚:1> <芸術/~~:0> <芸術/~~:0>
【精神:4】 <RC:5> <意志:1> <知識/探偵学:3> <知識/~~:0>
【社会:6】 <交渉:0> <調達:0> <情報/裏社会:1> <情報/警察:2> <情報/H市:5>
■エフェクト
0《ワーディング》LV:1
0《リザレクト》LV:1
1《癒しの水》LV:2
2《ポイズンフォッグ》LV:3
3《戦乙女の導き》LV:1
4《狂戦士》LV:4
5《タブレット》LV:1
6《止まらずの舌》Lv:1
■一般アイテム
◇携帯電話
◇乗用車
◇コネ:情報屋
◇コネ:警察官
◇コネ:要人への貸し
◇フォーマル
止まらずの舌 +15
前まで
これから↓
タブレット +15
情報:H市 +5
知識:探偵学 +3
合計38点
ロイスは穴倉事件用に調整
■プロフィール
◇名前・年齢・性別:橘・鶫(たちばな・つぐみ)
◇コードネーム:≪囀らない小鳥の歌≫(ハミングハミング)
◇ワークス・カヴァー:探偵/探偵
◇ライフパス・出自:待ち望まれた子
◇経験: 多忙
◇邂逅: 運命
◇覚醒・衝動:【死】【解放】
■シンドローム
◇ブリード:ピュアブリード
◇シンドローム:【ソラリス】
■ロイス
1妹 橘・雀 愛情【〆】/心配【 】 【 】 初期
たちばな・すずめ。Sロイス。 鶫の生活はこの娘が支えている(家事的な意味で)
2師匠 汐月・永遠 尊敬【 】/不安【〆】 【 】 初期
しおつき・とわ。穴倉事件で鶫をオーヴァードにした張本人。
4友人 国津葉子 友情【 】/不信感【〆】 【 】 ハンドアウト
――なんでお前が
5Dロイス 記憶捜索者
■能力値/技能
【肉体:1】 <白兵:0> <回避:0> <運転/四輪:2> <運転/~~:0>
【感覚:1】 <射撃:0> <知覚:1> <芸術/~~:0> <芸術/~~:0>
【精神:4】 <RC:5> <意志:1> <知識/探偵学:3> <知識/~~:0>
【社会:6】 <交渉:0> <調達:0> <情報/裏社会:1> <情報/警察:2> <情報/H市:5>
■エフェクト
0《ワーディング》LV:1
0《リザレクト》LV:1
1《癒しの水》LV:2
2《ポイズンフォッグ》LV:3
3《戦乙女の導き》LV:1
4《狂戦士》LV:4
5《タブレット》LV:1
6《止まらずの舌》Lv:1
■一般アイテム
◇携帯電話
◇乗用車
◇コネ:情報屋
◇コネ:警察官
◇コネ:要人への貸し
◇フォーマル
止まらずの舌 +15
前まで
これから↓
タブレット +15
情報:H市 +5
知識:探偵学 +3
合計38点
ロイスは穴倉事件用に調整
SS
SS放り投げるよ!勝手にゴールデンラッキー借りちっためんご!!
-----------------------------------------
≪野見山リカコSS――『不死者の人形』≫
リカコちゃんは結局何も変わらなかった。
トンネルを抜けても、仲間を失っても、斗真君と以前よりほんの少し仲良くなっても。
学校には行かないし、UGNの仕事に力を注ぐわけでもない。
斗真君と付き合い始めたわけじゃないし、友達だって……あ、いや一つだけ変わったのかな。
友達が出来たみたい。
日比野さんっていう女子高生。年上なのかな。
私達とは全然違うイマドキの女子高生って感じの人。
言動はそうでもないけどね……。
何だか二人でパフェ食べに喫茶店に行ったりしてるみたい。
* *
「それでさー、うちのチームメンバーがほんと分からず屋っつか融通がきかないっつかさー」
「分かる分かる。いるよねそういうの!」
H市商店街の終わり際にある小洒落た喫茶店の少し暗い店内。客の居ないこの店で、女子高生くらいの少女が二人話している。
ボックス席でなくカウンター席に二人並んで入り口に背を向ける。
背の左側は制服を着ているからおそらくは女子高生だが、右側は少年とも間違うような服装だ。
淡い色のパーカーに七分丈のパンツ、黄色のラインが入ったスニーカー。
髪の左側に濃い赤のメッシュが入っているのがよく目立つ。
カウンター裏の柱に掛けられた丸い時計が昼過ぎを示しているが、二人は学校の事など微塵も気にしていないようだ。
店主と見える人は姿を見せずに、どうやら控え室へ引っ込んでいるらしい。この辺りの接客態度も客が来ない要因の一つだろう。
制服の少女が喋りながら携帯を弄る。さすが女子高生というところか、画面など殆ど見ずにメールを打っている。
「明日香って友達多いなー」
「えー?まあね、この町全員あたしの友達だからね」
パーカーは随分減ったパフェの横に置かれたクリームソーダをぶくぶくと鳴らす。ストローを咥えて腰を屈める姿は幼い子供のようだ。
「リカコだってやろうと思えばいっぱい友達出来るっしょ?かわいいんだしさー!」
「かわいくなんかないよー」
ぶくぶくぶく、とまだ鳴らし続けながらリカコはふてくされたように言う。別に友達欲しいわけじゃないし、と付け加えて。
「辻端とかリカコは可愛いつってたよ?」
「へ?!」
「うっそーん」
むきーっ、と声に出して言いながら騙された事に、むしろ慌ててしまった自分に憤慨する。
そうしていると普通の少女のようだった。
明日香と居る時だけは無理に笑わなくても済む。笑っていられる。安心出来る。
自分がもし”溢れて”しまっても明日香は絶対に平気、そのまま笑っていてくれる。
そんな何の根拠も無い安心感がリカコの気を緩ませ、頻繁に彼女と会うようになっていた。
それが唯一リカコの生活で変わったこと。
他には何も変化は無い。
カラン、と店の扉につけられた小さな鐘の鳴る音がする。
リカコは待ちかねたように振り向いて笑顔を向けた。
「学校おつかれさま、”まつりちゃん”」
* *
そう、リカコちゃんは何も変わっていない。
だって――欠けた穴は私が埋めているんだから。
-----------------------------------------
≪野見山リカコSS――『不死者の人形』≫
リカコちゃんは結局何も変わらなかった。
トンネルを抜けても、仲間を失っても、斗真君と以前よりほんの少し仲良くなっても。
学校には行かないし、UGNの仕事に力を注ぐわけでもない。
斗真君と付き合い始めたわけじゃないし、友達だって……あ、いや一つだけ変わったのかな。
友達が出来たみたい。
日比野さんっていう女子高生。年上なのかな。
私達とは全然違うイマドキの女子高生って感じの人。
言動はそうでもないけどね……。
何だか二人でパフェ食べに喫茶店に行ったりしてるみたい。
* *
「それでさー、うちのチームメンバーがほんと分からず屋っつか融通がきかないっつかさー」
「分かる分かる。いるよねそういうの!」
H市商店街の終わり際にある小洒落た喫茶店の少し暗い店内。客の居ないこの店で、女子高生くらいの少女が二人話している。
ボックス席でなくカウンター席に二人並んで入り口に背を向ける。
背の左側は制服を着ているからおそらくは女子高生だが、右側は少年とも間違うような服装だ。
淡い色のパーカーに七分丈のパンツ、黄色のラインが入ったスニーカー。
髪の左側に濃い赤のメッシュが入っているのがよく目立つ。
カウンター裏の柱に掛けられた丸い時計が昼過ぎを示しているが、二人は学校の事など微塵も気にしていないようだ。
店主と見える人は姿を見せずに、どうやら控え室へ引っ込んでいるらしい。この辺りの接客態度も客が来ない要因の一つだろう。
制服の少女が喋りながら携帯を弄る。さすが女子高生というところか、画面など殆ど見ずにメールを打っている。
「明日香って友達多いなー」
「えー?まあね、この町全員あたしの友達だからね」
パーカーは随分減ったパフェの横に置かれたクリームソーダをぶくぶくと鳴らす。ストローを咥えて腰を屈める姿は幼い子供のようだ。
「リカコだってやろうと思えばいっぱい友達出来るっしょ?かわいいんだしさー!」
「かわいくなんかないよー」
ぶくぶくぶく、とまだ鳴らし続けながらリカコはふてくされたように言う。別に友達欲しいわけじゃないし、と付け加えて。
「辻端とかリカコは可愛いつってたよ?」
「へ?!」
「うっそーん」
むきーっ、と声に出して言いながら騙された事に、むしろ慌ててしまった自分に憤慨する。
そうしていると普通の少女のようだった。
明日香と居る時だけは無理に笑わなくても済む。笑っていられる。安心出来る。
自分がもし”溢れて”しまっても明日香は絶対に平気、そのまま笑っていてくれる。
そんな何の根拠も無い安心感がリカコの気を緩ませ、頻繁に彼女と会うようになっていた。
それが唯一リカコの生活で変わったこと。
他には何も変化は無い。
カラン、と店の扉につけられた小さな鐘の鳴る音がする。
リカコは待ちかねたように振り向いて笑顔を向けた。
「学校おつかれさま、”まつりちゃん”」
* *
そう、リカコちゃんは何も変わっていない。
だって――欠けた穴は私が埋めているんだから。
ハンドアウトから妄想を書いたら
載せておいてくれといわれたので転記するのです。現実逃避の産物でもあります(?)
-------------------
「そんな馬鹿な! ありえない!」
その日、H市役所の秘書室は混沌の世界へと叩き落されていた。
ありえない事象――『母は倒れたためしばらく出勤できそうにありません』というまだ少年らしさを残す声が告げた事実。
電話を受け取った係員は不幸だったというほかあるまい。
最初は秘書室長補佐、そして副市長、最後に市長に。
一言一句違わぬよう少年の台詞を反芻させられたからだ。
「もう一度言って見たまえ。葛葉君が、何だって?」
「『原因不明の昏睡状態です、しばらく目覚めるかどうかもわかりません』と――」
係員の台詞に、市長は苛苛とした様子を隠そうともせず、椅子の肘を指でトントンと叩き続ける。
「市長、それで、大変申し上げにくいのですが――」
「なんだ」
室長補佐の言葉に、剣呑な声が返る。
「室長が、市長のみと協議し独自に調整していた件がいくつかあったかと思うのですが……確か今日中に何かしらの会合を持つ必要があるものが、2件ほどあったかと……」
進退窮まったといわんばかりの表情で告げた彼の台詞に、市長は深く溜息をついた。
「……安藤と言ったか。君は下がれ。よろしい。――さて、辻井補佐。私は君に残念な宣告をせねばならないようだ」
係員の退室を待って、麻山は目の前の職員に視線を据えた。
「確かに、今日葛葉君がA社への行政指導と、Oという代議士との会合を控えていたことは知っている。しかし、だ」
未だにトントンと叩き続けていた指をとめ、麻山は一つ息を吸い込んだ。
「知らんのだ」
「……は?」
きっぱりと言い切った麻山の目の前で、秘書室No.2という立場に一応ある、中堅幹部とも言うべき辻井が一瞬呆気に撮られる。
「あれは私の管轄する案件ではないのだ。全ては葛葉君に任せてある――私はスケジュールしか聞いていない」
「そんな馬鹿な!!」
鬼の霍乱を聞かされた職員が一様に放つその叫びが庁舎内に木霊したのは、本日何度目であろうか。
「秘書が勝手に市長権限で協議を行っていたと、そう言うのですか!? それも、市長に内容もしらせず――麻山市長、あなたはそれを容認しておられたと!?」
本来ならば、辻井が次期秘書室長だった。その人事を待つ彼の背後からさっと役職を奪い取った女――それまで閑職を渡り歩いていた女が、そのような事をしている事は、やはり納得がいかんのだろうな。
麻山は、いっそすがすがしい程に冷静な心持ちで、目の前の男の内情に思いを馳せた。
「まぁ、それは今言ってもはじまらんだろう――かといって先方には無理やりねじ込んだ予定だと聞いている。誰か、業務の資料等を預かっていたりはしないのかね」
資料、との言葉に憤慨していた辻井の表情が固まる。
「……どうした」
「資料は、おそらくあります――一応のセキュリティはかけられているでしょうが、葛葉室長のPCから取り出すことはできるかと思います」
「ならばやりたまえよ」
軽く言った台詞で、目の前の男が泣きそうな表情を浮かべる事に麻山は少し、驚く。
「……できんのか?」
「実は……半年程前でしょうか。室長が急用で席を外した際に、必要な文書を取り出すため彼女のPCを操作した室員がいたのですが……」
それがどうした、と先を促す市長の様子に、辻井は濁った目を向けて、言う。
「その日の夕方、電車に飛び込みました」
二人の間に、なんともいえない沈黙が降りた。
「偶然、だと思うが」
「だと、我々も信じております。しかし、ですね」
万が一。もしかしたら。――その思いがあるのも確かだ。
ふぅ、と思い溜息が二人から同時に漏らされた。
「ちなみに、明日は総務省の自治財政局から次長が来る予定があったはずだが……」
わかるか? と視線に込めて市長が問いかける。
頭を横に振る辻井の表情が、全てを物語っていた。
くそったれ、あの女偉そうにしてやがっていきなり倒れるとは何事なんだ!
部下の手前上冷静に対応しているように見えるが、市長の脳内では先ほどから葛葉への罵詈雑言が暴れまわっている。
しかし、彼もここに至ってようやく事態を受け止める必要がある、と覚悟をきめた。
「つまり我々は、葛葉君が回復するまで、絶え間ない謝罪を行い、恐々として日々を過ごすか――あるいは居場所を奪うべくクーデターを起こさざるをえないと、そういうわけか」
くっ、と自嘲する笑みを浮かべた麻山の台詞に辻井が明らかな動揺を見せる。
そんな彼に向かって、麻山は肩をすくめることで、後半の台詞が本意ではないことを示すと、「もう下がれ」、と一言告げた。
辻井が消え、一人残された市長室。
麻山は引き出しに入れていたコイーバ・チャーチルの一本を取り出す。
『吸うならば威厳を醸し出すものを吸うべきです』
その言葉とともに彼の秘書が出してきたそれは、一体どこから手に入れているのか、常に切らされる事はない。
そしてそれは、麻山の秘書が、麻山の煙草を吸った本数までも管理しているぞ、という暗示であることを、彼は正しく理解していた。
「……馬でも買いにいきたいもんだな」
こんなに不味いエスプレがあるとはな。ぶつくさとそう呟きながら、彼は椅子に深く腰を沈めた。
しばらく、何も考えたくなかったのだ。
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「そんな馬鹿な! ありえない!」
その日、H市役所の秘書室は混沌の世界へと叩き落されていた。
ありえない事象――『母は倒れたためしばらく出勤できそうにありません』というまだ少年らしさを残す声が告げた事実。
電話を受け取った係員は不幸だったというほかあるまい。
最初は秘書室長補佐、そして副市長、最後に市長に。
一言一句違わぬよう少年の台詞を反芻させられたからだ。
「もう一度言って見たまえ。葛葉君が、何だって?」
「『原因不明の昏睡状態です、しばらく目覚めるかどうかもわかりません』と――」
係員の台詞に、市長は苛苛とした様子を隠そうともせず、椅子の肘を指でトントンと叩き続ける。
「市長、それで、大変申し上げにくいのですが――」
「なんだ」
室長補佐の言葉に、剣呑な声が返る。
「室長が、市長のみと協議し独自に調整していた件がいくつかあったかと思うのですが……確か今日中に何かしらの会合を持つ必要があるものが、2件ほどあったかと……」
進退窮まったといわんばかりの表情で告げた彼の台詞に、市長は深く溜息をついた。
「……安藤と言ったか。君は下がれ。よろしい。――さて、辻井補佐。私は君に残念な宣告をせねばならないようだ」
係員の退室を待って、麻山は目の前の職員に視線を据えた。
「確かに、今日葛葉君がA社への行政指導と、Oという代議士との会合を控えていたことは知っている。しかし、だ」
未だにトントンと叩き続けていた指をとめ、麻山は一つ息を吸い込んだ。
「知らんのだ」
「……は?」
きっぱりと言い切った麻山の目の前で、秘書室No.2という立場に一応ある、中堅幹部とも言うべき辻井が一瞬呆気に撮られる。
「あれは私の管轄する案件ではないのだ。全ては葛葉君に任せてある――私はスケジュールしか聞いていない」
「そんな馬鹿な!!」
鬼の霍乱を聞かされた職員が一様に放つその叫びが庁舎内に木霊したのは、本日何度目であろうか。
「秘書が勝手に市長権限で協議を行っていたと、そう言うのですか!? それも、市長に内容もしらせず――麻山市長、あなたはそれを容認しておられたと!?」
本来ならば、辻井が次期秘書室長だった。その人事を待つ彼の背後からさっと役職を奪い取った女――それまで閑職を渡り歩いていた女が、そのような事をしている事は、やはり納得がいかんのだろうな。
麻山は、いっそすがすがしい程に冷静な心持ちで、目の前の男の内情に思いを馳せた。
「まぁ、それは今言ってもはじまらんだろう――かといって先方には無理やりねじ込んだ予定だと聞いている。誰か、業務の資料等を預かっていたりはしないのかね」
資料、との言葉に憤慨していた辻井の表情が固まる。
「……どうした」
「資料は、おそらくあります――一応のセキュリティはかけられているでしょうが、葛葉室長のPCから取り出すことはできるかと思います」
「ならばやりたまえよ」
軽く言った台詞で、目の前の男が泣きそうな表情を浮かべる事に麻山は少し、驚く。
「……できんのか?」
「実は……半年程前でしょうか。室長が急用で席を外した際に、必要な文書を取り出すため彼女のPCを操作した室員がいたのですが……」
それがどうした、と先を促す市長の様子に、辻井は濁った目を向けて、言う。
「その日の夕方、電車に飛び込みました」
二人の間に、なんともいえない沈黙が降りた。
「偶然、だと思うが」
「だと、我々も信じております。しかし、ですね」
万が一。もしかしたら。――その思いがあるのも確かだ。
ふぅ、と思い溜息が二人から同時に漏らされた。
「ちなみに、明日は総務省の自治財政局から次長が来る予定があったはずだが……」
わかるか? と視線に込めて市長が問いかける。
頭を横に振る辻井の表情が、全てを物語っていた。
くそったれ、あの女偉そうにしてやがっていきなり倒れるとは何事なんだ!
部下の手前上冷静に対応しているように見えるが、市長の脳内では先ほどから葛葉への罵詈雑言が暴れまわっている。
しかし、彼もここに至ってようやく事態を受け止める必要がある、と覚悟をきめた。
「つまり我々は、葛葉君が回復するまで、絶え間ない謝罪を行い、恐々として日々を過ごすか――あるいは居場所を奪うべくクーデターを起こさざるをえないと、そういうわけか」
くっ、と自嘲する笑みを浮かべた麻山の台詞に辻井が明らかな動揺を見せる。
そんな彼に向かって、麻山は肩をすくめることで、後半の台詞が本意ではないことを示すと、「もう下がれ」、と一言告げた。
辻井が消え、一人残された市長室。
麻山は引き出しに入れていたコイーバ・チャーチルの一本を取り出す。
『吸うならば威厳を醸し出すものを吸うべきです』
その言葉とともに彼の秘書が出してきたそれは、一体どこから手に入れているのか、常に切らされる事はない。
そしてそれは、麻山の秘書が、麻山の煙草を吸った本数までも管理しているぞ、という暗示であることを、彼は正しく理解していた。
「……馬でも買いにいきたいもんだな」
こんなに不味いエスプレがあるとはな。ぶつくさとそう呟きながら、彼は椅子に深く腰を沈めた。
しばらく、何も考えたくなかったのだ。